地図学って?

地図学(英語ではcartography)』とは、文字通り地図について研究していく学問となっています。
具体的には、地図を作るための測量・様々な図法などを用いての地図の製図・地図を印刷などの地図を作成すること全般について研究したり、作成した地図をどのように利用すればよいかということを研究したりといったような内容となっています。
ただしこれは広い意味での地図学であり、狭義の場合はその一部のみをさしている場合もあるようです。

そもそも地図というのは、地球の表面の状況を把握するために、情報を整理したり簡略化したりして分かりやすく平面で表示している図面となります。
よって『地図学』は、特に『地理学(地球の表面に広がっている様々な自然や文明の状況などを研究していく学問)』とは密接に関係している学問の分野だと言ってもよいでしょう。
その他の学問にも地球表面の状況を研究することから生まれたものが多いほか、地図を作成する段階で情報を整理したり簡略化したり製図したりするなどという作業過程には他の学問分野の知識を必要とする場面も多いことなどから、地理学以外にも様々な学問分野と関係しているとの見方もできるかもしれません。

古くは紙やペンなどを使用してアナログな手段での製図および、紙や本形式などのアナログな地図が一般的でした。
ですがコンピューターが発達した現在では、地図の製図には主にパソコンなどを使用するのが一般的となっています。また地図としても、WEBサイトに掲載している地図やスマホで気軽に開ける地図アプリなどが世界中に広く普及しています。
コンピューターの発達により、地図学も大きく変化したと言ってもよいでしょう。